復活 26インチMTB(分解編)

古い26インチMTBを改造することにしました。
各パーツを交換するのに、ペダルやアクセサリー類は作業の邪魔になります。
先に外した方がいいでしょう。
チェーンを切ります。
プーリーケージをクランクの方に押し込むと、チェーンが緩みます。
ドライバーなどで引っ掛けてチェーンを外しておきます。
こんな感じ。
こうしておけば切った時、チェーンが暴れずに済みます。
ホイールも邪魔ですね。外します。
ブレーキ「HS-33S」は銀色のレバーを倒すと、解放できます。
「解放」と言うか「外す」という感じです。
クランクを外します。これは「コッタレスクランク」と呼ばれる旧式のクランクです。
手に持っているのは「フィキシングボルト」。
ここでは8ミリの六角レンチを使い外します。正ネジです。
先を引っ込めた状態で、クランクにねじ込みます。
次に「コッタレスクランク抜き工具」を使って、圧入されたクランクを抜きます。
大きめのモンキーレンチで捻じ込んでいきます。正ネジです。
反対側も、手順は同じです。
汚いです。
「スクウェアテーパー」の「ボトムブラケット(BB)」ですね。
回転に少し「濁り」を感じます。
約20年間一度も交換してません。どうしようかな。
取り敢えず外すことにします。
カートリッジ式のBBを抜くには、こんな工具が必要です。
BBは固着している場合が多いです。
力を掛けないと外れません。怪我に注意。
嵌め合わせたら、モンキーレンチで回します。
JIS規格のBBの場合、右側(ギヤがある側)は逆ネジです。
左側は正ネジになります。
抜けました。
この車両はシングルスピード仕様でした。
チェーンテンショナーを外します。5ミリ六角レンチ。
確か「グランジ」ブランドだったと思います。
リアホイールにはスプロケットではなく、シングルスピード用のギア板が1枚と、スペーサーが嵌っています。
ただ外し方に違いはありません。
チェーンが付いた工具を「ギヤ外し」、手に持っているのが「ロックリング抜き工具(QR用)」などと呼ばれています。
ここもきつく締め込まれてます。怪我に注意。
フリーボディーが回らないように「ギヤ外し」で固定して、モンキーレンチを回します。
正ネジです。
外れました。
粗方パーツを外したので、クリーニング作業に移ります。
ギヤ板を外します。
油汚れがひどいものは、ディグリーザーを少量掛けます。
刷毛で塗り広げ水洗いすれば、綺麗に落ちます。
フレームなどの入り組んだところは、パーツクリーナーが良いでしょう。
ブレーキ周りが汚れやすいです。
あとはざっと洗車しました。
洗剤は車用の安価なものです。これで十分綺麗になります。
グリップは交換することにします。
カッターで切り込みを入れます。
切れ目を裂いて外します。

今回は完全にオーバーホールするつもりではないので、分解清掃はこのぐらいにしましょう。
続きます。

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