自転車用チェーンルブをワックス系に替えます

シマノチェーンルブウェットタイプ
チェーンルブを切らせてしまいました。
このルブは価格も安く、確か500円台で購入できたと思います。
これといった欠点もなく、リピート買いしても良いんですが、ネット通販でも店舗でも見かけなくなりました。
ディスコンになったんでしょうか?

仕方ないので色々検討した結果、今までとは毛色の違うルブを購入しました。
フィニッシュライン ワックスバイクルブリカント」。
所謂「ワックス系」の比較的新しいタイプのルブです。

今までの僕のチェーンルブ選びの基準は、潤滑性能の耐久力と持続力でした
なので「ウェット系」のルブを好んで使っていました。
経験上の話ですが、ルブの違いによるチェーンの抵抗の軽減の差を体感することは、まず出来ないでしょう。耐久力と持続力の差はあると思いますが。
また「ウェット系のルブはドライ系より、チェーンが汚れやすい」と言われます
これも経験上の話ですが、大した違いはないと思います。どちらのタイプでも100キロ走らないうちに、チェーンは真っ黒です。
そして、ドライ系は走行距離100キロ辺りで、油が切れてきます。(個人の感覚による差はありますが)

後は価格ですかね。
仮に、1回の注油で500キロ性能を維持できるルブがあったとしても、100mlで3000円とかなら、たぶん僕は買いません。
もっと安いルブで、マメに注油した方が、(チェーンの寿命や価格を考慮に入れても)全体の価格と性能のバランスがとれるでしょう。

要は「コストパフォーマンス」です。
その点で、「シマノチェーンルブウェットタイプ」は僕にとっては最良のルブでした。

ルブを「ウェット系」から「ワックス系」へ
前者は1度の塗布で効果が長時間続くのに対して、後者は「ドライ系」より効果は短いでしょう。(試してみないとわかりませんが)。
全く性格の違うルブに切り替えたのには、それなりの訳があります。

それは、シマノ11速チェーンの消耗があまりに早いので(詳しくはこちら)、試みにチェーンの整備方法を変えたからです。
これまでは200キロ前後で、パーツクリーナーで洗浄後、ルブを注油してきました。


今は帰宅後(走行距離40キロ前後)、すぐに注油して・・・。
余分な油分を乾拭きしてお終いです。
パーツクリーナーによる洗浄は、さすがに面倒なので省略しています。
この方法で、チェーンの寿命が伸びるのか、正直判りません。
面倒くさくない程度で、もう少しまめにチェーンの整備をするようにしています。

しょっちゅう注油しているのなら、何も長時間高耐久の「ウェット系」ルブを使う必要はないですよね。
一つネガティブな点として「ワックス系」ルブは雨天での使用は非推奨ですが、僕は雨天は乗りません。
だったら「ワックス系」ルブを試してみても良いんじゃないかと思い立ちました。
また「ワックス系」はチェーンが「汚れづらい」と宣伝されています。本当なら整備も楽になりますよ。

そんなわけで、「フィニッシュライン ワックスバイクルブリカント」を暫く試してみましょう。
ただこのルブ、注油前にチェーンにひと手間加えます
次はその様子をご覧ください。
続きます。

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