ブルーグリーンのアルマイト処理が綺麗です。
「7700」という型番、判る人は判るでしょう。これは9速時代の「DURA-ACE」のそれです。
実際造られた年代を考慮しても、なかなかに軽いホイールです。
アルマイトが変色する可能性もあるし、ハブ内に水が入るのも嫌です。奥まったところは先の尖ったもので汚れを掻き出します。ゴミが浮いてきたら、ぼろ布を押し込んで拭き取ります。外側は十分綺麗になったでしょう。シマノ製のホイールですから、ハブはカップアンドコーンのベアリングを採用しています。中を開けて様子を見ましょう。
フロントハブから。14ミリのハブレンチが2枚必要です。下のレンチは動かさず、上のレンチを正ネジで緩めます。左右どちらでも開けることが出来ます。外れました。手に持っているのはロックリング。ハブシャフトを抜き、「コーン(玉押し)」も抜きます。ベアリングボールが見えます。
雑に扱うとボールが飛び出してきます。ハブシャフトはアルミ製の様です。コーンやボールに付着したグリスはかなり汚れて、金属が削れた粉状のものが混ざっています。あまり良い状態ではないですね。ハブ内の「カップ(受け)」のグリスを拭き取りました。
さすがDURA-ACEの型番が冠されいるだけあって、表面の仕上げが綺麗です。他のパーツはパーツクリーナーで洗浄しました。ベアリングボールです。若干濁っているようですが、まだ使えるでしょう。組み立てます。カップにグリス。コーンにグリスを盛り、シャフトにも薄く塗っておきます。ボールにもグリスを塗っておきます。指やドライバーなどにくっ付いてくれるからです。ハブ内のカップにボールを左右同数並べます。シャフトをそうっと通します。コーンを回転が止まるまで回し入れます。最後にロックリングを回し入れて、本締めしたら前輪は終了。後輪です。同じく14ミリのハブレンチ。リアハブは、反フリー側から開けます。
ロックリング。スペーサー。コーンです。これでシャフトが抜け、ボールも取り出せます。ベアリングの様子です。前ハブと変わりませんね。洗浄しました。こっちのハブシャフトはクロモリですね。前ハブ同様、グリスアップしてボールを並べます。組み立てました。
整備は以上になります。
| 振れ取りはやりません。弄り壊しそうです。(笑) |
ハブを見ても、なかなか高級なホイールなのが解ります。
僕のロードバイクに取り付けて試してみたい気もするんですが、残念ながら僕の車両は11速なので、スプロケットが入りません。
あと僕はチューブラータイヤ派です。チューブとクリンチャータイヤをわざわざ買うのも嫌です。(チューブレスでもないし、もちろんディスクブレーキにも対応しませんから、需要はもうないでしょうね)
そんなわけで、このホイールは売りに出しました。数千円にしかなりませんでしたが、捨てるよりは良いでしょう。
ではまた。
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