自転車スローパンクの原因を探る

パンクです。
しかも超スローパンクで、3~4時間程度ならそれなりに空気圧が残っています。
タイヤはTUFO Elite RID 23。チューブラータイヤです。
タイヤ表面を舐める様に確認しましたが、穴や傷は見つかりませんでした。

パンク個所が特定できないのは厄介です。
対処のしようが判らないですから。
タイヤ丸ごと交換が手っ取り早いですが、このタイヤ買ったばかりなんです。
もったいない。(笑)

タイヤ表面が綺麗なら、バルブを疑ってみましょう
バルブツールでコアを外します。
同ツールを被せて回せば、コアが外せます。正ネジです。
仏式のバルブコアです。特に異常はないです。緩んでもいませんでした。

さらに困りました。
バルブコアが不良なら、これを締め直すか交換すれば済む話です。
しかし他に原因があるとすると、一体どこでしょう?

あとはバルブのステムぐらいしかないですね。ただ中を覗き見ることはできません。

いずれにせよ、バルブのステムとコアの気密性に難有りの可能性があります。
ここを手当てすることにします。
(株)カクダイ シールテープ。
水道の蛇口のネジ部分に巻いて密閉性を高めるためのテープです。
このテープでステムとコアの間を埋めてやれば、空気漏れを防げるかもしれません。
シールテープをコアのネジ部分に2周ぐらい巻き付けました。
バルブに戻しました。空気を送り様子を見ます。
これで直ると良いんですが、だめなら諦めてタイヤ交換か、だましだまし使い続けるかですね。

結果直りませんでした
他にはバルブとチューブのつけ根が疑わしいですが、チューブラータイヤなのでチューブだけ交換ができません。チューブラータイヤのデメリットです。

もうお手上げですね。(笑)

2時間程度のライドならまぁ何とか保つので、暫くはこのまま使いましょう。
しかしなんとも気持ち悪いです。

今回は惨敗です。
ではまた。

追記(2021/12)

パンクしたTUFO Elite RID 23。
やっぱり気持ちが悪くて同タイヤを新たに注文。交換しました。
おそらくバルブとチューブのつけ根が怪しいと睨んでいます。
バルブ周辺を解体してみます。
タイヤを裂きました。
チューブの裏側からバルブの穴を観察します。
アップです。穴の周辺にスが入ってます
ちょっと整形が甘いような・・・。
比較のため別の古チューブも裂いてみました。綺麗ですね。
これは「ハズレ」を引いてしまったのかなぁ。
タイヤとチューブがくっ付いているのは、両方の擦れパンクを防止する狙いでしょう。
シンプルで割り切った作りですね。
勿体ないことをしていると思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、TUFO Elite RID 23はタイヤの縫合部がなく、またタイヤとチューブのほとんどがくっ付いています。
普通の貫通パンクだったとしても修理は出来ません。そういうチューブラータイヤなんです。
結局このタイヤは諦めるしかなかったということです。
ではまた。


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