自転車コンポーネントを替えても速くならないその2

SURLY Pacer。クロモリのロードバイクです。
前回からコンポのアップグレードの効果を考えています。
コンポの交換作業中、車重を(ざっくりですが)計測しておいたので、新旧でどれだけ軽量化出来たのか、見ていきたいと思います。
2043g
フレームです。ヘッドパーツ、シートクランプ付き。
重いですね。クロモリはこんなものです。
926g
フォークもクロモリ製。
フレームとフォークで約3キロです。
257g
シートポスト。普通ですかね。
420g
ハンドルバーとステム。特に感想なし(笑)。
226g
サドル。まぁまぁ軽いですか。
28g
小物です。これは新しく取り換えたものですが、古いものと変わらないと思います。
1199g
後輪です。スプロケは外しています。写真には写ってないですがクイックリリース付き。
1138g
前輪。併せて2337g。
両輪32ホールの銀リムですから。こんなものでしょう。
275g
ペダル。ディズナのファスト48MGペダル。

これで、コンポを除いた車重の概算が出ますね。
合算すると6511g約6.5キログラム。
コンポは新旧を比べながら見ていきましょう。
TIAGRA757g
ULTEGRA692g

クランク。ULTEGRAはシャフトが付いてこの重量ですから、やっぱり軽いですね。
TIAGRA757g+26g=783g
TIAGRAのフィキシングボルトを忘れていました。
TIAGRA296g
ULTEGRA77g
BB。クロモリシャフトがいかに重かったのかがよく判りますね。
TIAGRA502g
ULTEGRA421g
STIレバー。ULTEGRAはレバーが金属じゃないんですよね。何かの樹脂です。
TIAGRA182g
ULTEGRA215g
スプロケ。実はTIAGRAに付けていたのはULTEGRAグレードのスプロケでした。意外と軽かったんだ。
TIAGRA340g
ULTEGRA343g
ブレーキ。なんとアルテが負けた(笑)。
TIAGRA104g
ULTEGRA123g
フロントディレーラー。アルテはバンドがある分重くなってますが、大した違いないですね。
TIAGRA265g
ULTEGRA199g
リアディレーラー。こんなもんですか。
TIAGRA256g
ULTEGRA266g
チェーン。コマ数が違いますから、ちょっと正確じゃないですね。
ULTEGRA266g-29g=237g
アルテの余ったチェーンです。
TIAGRA147g
ULTEGRA254g
ケーブル類。
ULTEGRA254g-100g=154g
アルテの余ったケーブルです。

(バーテープを忘れましたが)これで全部です。
合算すると・・・。
TIAGRA 2875g+(フレーム+フォーク)6511g=9386g
ULTEGRA 2461g+(フレーム+フォーク)6511g=8972g
その差414g

数字上、9キロ中ばから9キロ弱まで車重が落ちました。
持ってみるとちょっと軽くなったような気はします。
これを自分がどう評価するかですが・・・。

前回で結論は出していますが、この程度の軽量化では、なんの影響もないですね(笑)。
この車重に60キロの僕、ウォーターボトル、予備タイヤ、服や靴などを含めれば、走行時の総重量は70キロ超えるでしょう。
相対的に考えれば、400グラムの差は「無視していい差」です

もしも、フレームセットがエアロフォルムで1キロ台、ホイールが軽量エアロカーボンだったら、違う世界が見られるのかもしれませんが、いったいお金は幾らかかるのやら(笑)。
僕の経済力ではとても試せません(笑)。

自転車を前に進める際に生じる抵抗は、時速30キロからは、ほぼ「空気抵抗」だけだと聞いたことがあります。実際走っていると実感できますね。
時速35キロ巡航も怪しい僕が、大枚はたいて高級ロードバイクを手に入れても、結果は見えてるなぁと思うわけです。
まぁ半分「僻み」ですが(笑)。
庭に咲いている花ですが、名前を知らないんです。
ではまた。






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