シーラントを試してみます。

実は、未使用のシーラントとシリンジがあります。
シーラントはFINISH LINE、シリンジはSTANS NO TUBEです。
購入して暫くほったらかしていた経緯は、「スローパンクと思ったら。」に詳しく書きました。
今、僕のロードバイクSURLY Pacerには、TUFO Hi-Composite Carbon 23cというタイヤを穿かせています。チューブラータイヤです。
前輪は去年の6月ごろにおろして、後輪はその一ヶ月後に交換しています。
半年以上経過して、走行距離は、恐らく1000キロから1200キロほど。
僕の経験上でのはなしですが、タイヤは2000キロ前後で、パンクのリスクが高まってきます。
ということは、そろそろヤバいです。
チューブラータイヤはパンクしてしまうと、クリンチャーのチューブの様に、簡単には再生できません。(「チューブラータイヤの再生に挑戦」、「チューブラータイヤの再生(再挑戦)」をご参照ください。)
折角シーラントがあるんです。チューブ内に注入して、できるだけ長く使ってやりましょう。
シリンジの先端は、内側にネジが切ってあります。
バルブコアを外して、「バルブにねじ込んで、シーラントを注入せよ」という事でしょう。
ところがです。
バルブ側(赤線部分)にはネジが切ってないじゃないですか。
チューブラータイヤだからか。
アーア、やっちまった。
どうしよう。
ひとまず、FINISH LINEシーラントの説明書きを読むと、特にシリンジを使わなくても、注入できるようです。(なんだよそれ・・・)
開けてみます。
蓋を押し下げて、矢印の方向に少し回して、引き上げると・・・。
蓋が開いて注ぎ口が見えます。
この先端を、「適切な位置でカットする」と説明書きにあります。
「適切な位置」がどこなのかよく分かりませんが、バルブの口より広いのはまずいでしょう。
取り敢えず、2ミリほどカットしました。
シーラントの準備は出来ました。
バルブツールで、バルブコアを外します。
シーラントの注ぎ口を、バルブにあてがいます。
シーラントは「ドロッ」とした液体で、すぐに零れたりはしませんでした。
注ぎ口が外れないよう、指で押さえながら、注入していきます。
バルブですが、真下から少し上に、ずらして注入しています。
真下にすると溢れてきそうです。真上もまず漏れ出てくるでしょう。
使用量は700cロードタイヤの場合、1本約60~90mlだそうです。
このボトルが120mlなので、最低量でよければ、ボトル1本で前後タイヤを賄えます。
また、後ろのラベルに60ml、凡そ半量の目盛りも書いてあるので便利です。
注入完了です。
殆ど漏れませんでした。
バルブコアを戻します。
あとは空気を入れてやれば、完了です。
両輪、シーラントを注入しました。
思っていたほど、難しい作業ではなかったです。

通常シーラントは、ラッテクスチューブには使えないのですが、FINISH LINEはラテックスにも使えるそうです。
また、「最大6.35mmの穴も塞ぐ」と謳っていますが、さぁどうでしょうか。
もう一つ気になるのが「重さ」です。
計量はしなかったのですが、タイヤが片輪で約60gは重くなっていると思われます。
走行に影響が出るんじゃないかと思うのですが・・・。

この辺りは長期使用して、追記または別の記事でご報告します。
僕の希望としては、年内いっぱいパンク知らずなら、文句なしです。

それにしても「シリンジ」は勿体ないことしたなぁ。

その後の記事 仕事したのはどっち?


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