自転車の膝痛。その2

前回冬場に膝が痛むので、自転車の膝痛。その1で解消策を考えてみました。
改善はしましたが、決定打には至っていません。
今回は自分の「脚」の形を、簡単にですが、観察して、自分のペダリングの「癖」を(ちょっと大袈裟ですが)分析してみます。

その前にネットで「自転車 サドル調整テンプレート」で検索してみてください。

サドル調整テンプレート
前腿が痛い:サドルを後に引く
後腿が痛い:サドルを前に出す
膝の後が痛い:サドルを下げる
膝前が痛い:サドルを上げる
外側が痛い:小指側を高くする。多少蟹股(つま先が外を向く)気味にセットする
内側が痛い:上記の逆

基本的にサドルを引くと、4頭筋の負担が減り、ハムの負担が増えます。
前に出すと逆です。人それぞれ筋力バランスが違うので、試行錯誤してみてください。
なお調整は数mm単位で。

予防法

・ウォーミングアップやクールダウンは重要(身体が暖まるまでは軽く走る等)
・サポーターで締め付けると逆効果になることがあり注意
・走行後はアイシングすると楽になることが多い(アイスノン、氷嚢、濡れタオル等)



ソースは2ch(5ch)です。
上記の情報の信憑性の判断は僕には難しいです。ただ、経験的にうなずけるところもあります。 
ひとまず、このテンプレートを参考にしましょう。

僕の脚の写真です。素人の見立てですが、「XO脚」です。「内股」の一種です。
左膝内側の赤い印は、よく痛む場所。最近、右膝の同じ場所も痛むことがあります。
この写真で重要なのは、僕の膝は「内向き」だという事です。
これも素人の仮説ですが、普段の歩行や自転車のペダリングで、膝の内側に負担が掛かりやすい「脚」と、言えそうです。

ここでもう一度「テンプレート」を参照します。
外側が痛い:小指側を高くする。多少蟹股(つま先が外を向く)気味にセットする
内側が痛い:上記の逆

膝の内側が痛む場合、「親指側を高くする」とあります。

僕のサイクルシューズのクリート位置です。
自分が「内股」なのは、何んとなく気付いていたので、両足を出来るだけ内側に寄せる様にしています。
そのほうが、ペダルに対して真っ直ぐに力が掛かると思ったからです。
しかし、クリート位置が極端に外側に寄っているということは、踏み込む力に負けて、上の写真の赤矢印の方向にシューズが傾き、小指が高くなっている可能性があります。
膝の内側が痛いのに、足の小指を高くしている。
テンプレートの逆ですね。
クリート位置を、中心に戻しました。

ただ、左膝内側だけが、しばしば痛むのは何故なんでしょう?
判然とはしませんが、微妙な体の歪みからくるのでしょうか。

ここで工作をします。
3ミリ厚のゴム板を買ってきました。裏側には接着剤が塗布されているものです。
サイクルシューズのインソールを当てがって見ます。ぴったり入ります。
接着面にインソールの輪郭をなぞり
取り敢えずくり抜きました。
今回使うのは、左足だけ。
インソールの一部にゴムを噛ませて、テンプレートに従って、親指側を高くしてみます。
感で、やや大きめにカット。
シューズに戻して、感触を確かめながら、徐々にカットして、なるべく段差のないように、周りの面取りをします。
取り敢えず完成。
暫くこれを試してみましょう。
膝痛は収まるでしょうか?
次回に続きます。

関連記事「自転車の膝痛。その1
関連記事「自転車の膝痛。その3
関連記事「自転車の膝痛 その後




コメント