自転車 フロントシングル フロントディレイラーでチェーン落ち対策

フロントディレイラーを購入しました。
シマノターニーです。価格がビックリの税込み¥871でした。
今回、このターニーをちょっと加工して、チェーン脱落を防止する「チェーンキャッチャー」として、このMTBに取り付けます。
TIOGAの普通のチェーンリングです。もちろん非ナローワイド。
ご覧のようにフロントはシングル仕様です。最近チェーン交換してから、チェーン落ちが頻発しています。
まずは仮付けです。
L側調整ボルトを回して、ディレイラーを外側にずらしていきます。
本来の使い方ではないので、現物合わせになってしまいます。
狙ったところに持ってこれるか検討をつけます。
また、固定バンドがタイヤに干渉しないか等、この時点で何か不具合がないかチェックしておきます。
安いからね。仕方ない。
今回の目的には直接影響はないですが、ターニーのフロントディレイラーはチェーンを切らないと取り付けられません。
ディレイラー後下部、ここは機種によってはボルト留めになっていて、チェーンから着脱できる構造になっています。しかしターニーははめ殺しです。
まぁチェーンを切ってもいいんですが、ここはボルト留めのほうが何かと便利です。
そこで、鉄工用ドリルで揉んで、切り離しました。
組み付けました。
ディレイラーはチェーンを覆うように可能な限り下げて取り付けました。
チェーン落ちは、ハイ側に変速する直後決まって外側に外れます。
そこでリアを最ハイギアにした状態で、チェーンが干渉するかしないかギリギリの所を狙いました。
念のためです。
L側調整ボルトはもっと長いものに交換しました。これは既存のボルトでも問題なかったかもしれません。
さっきドリルで揉んだ箇所、ボルトとナットで留めました。

さて、試験がてら何度も走っていますが、チェーン落ちは今のところありません。
どうやら役に立っている様です。うまく行きました。

自転車の趣味が高じてくると、自分の自転車をカスタムしたくなるものです。

しかし、ドライブトレイン、トランスミッション、特にブレーキに関しては、互換性や推奨環境をよくよく確かめてから取り掛からないと、多くのカスタムは破綻します。

また他メーカー同士の組み合わせは、(そのメーカーが互換性があると謳っていても)カスタム前より性能は落ちると思っていいでしょう。素人がいじるならなおさらです。


その典型的な例がこのMTBです。(笑)

とはいえ、やっぱり「自転車いじり」は楽しいものです。


もっと今どきで、スマートなチェーン脱落防止でしたら、「ナローワイド」のチェーンリングを使うのが正解でしょう。

しかし、もっと簡単でお金もそんなに掛けたくないなら、この方法を試してみてはいかがでしょう。

使っていないフロントディレイラーがあったら、0円で解決するかもしれないですよ。(笑)


ではまた。

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