自転車で出かけようと思ったらパンクしてました。
修理にはチューブを取り出す必要があるのですが、その前にタイヤの外見を目視でチェックしてパンクの原因が何なのか見当をつけます。
おそらく最も多いパンク事例は、ガラス片のような鋭利な突起物が刺さり、タイヤを貫いてチューブにまで達してしまうパターンです。その場合、その異物がタイヤに突き刺さったままになっていることがほとんどです。
できるならそれを先に取り除きたいのですが、この段階では見つけることができませんでした。
さて、パンクの原因は先に触れた事例の他、大まかに残り2種類あります。
一つは、発進と停止を繰り返すことで、タイヤとチューブが擦れあってチューブが薄くなってしまうパターン。
もう一つが走行中大きな衝撃や圧が加わって、地面とリムの間にチューブが挟まって穴が空いてしまうものです。これを「リム打ちパンク」とか「スネークバイト」と呼びます。
両者共タイヤの空気圧が低いと起こりやすいパンクです。しかも厄介なことに、この2つはほぼ修理ができません。
「リム打ちパンク」はチューブ側面に穴が開きます。これは「リム打ちパンク」でしょうか。
しかし「スネークバイト(蛇が噛む)」とも表現されるパンクです。通常2つ穴が空きます。今回は穴は一箇所です。
この筋をまたがってパッチを貼るのは避けたいですね。しっかり貼れない可能性があります。
パッチの面積を十分カバーできるまで、塗り広げます。ここですぐにパッチを貼らず、十分乾かします。
この日は真夏日ですぐ乾きましたが、冬なら5分ぐらいは置いておきましょう。のりが乾いたら銀色の台紙を剥がして・・・。
パッチをチューブのパンク箇所に載せます。圧着させます。まずは親指でぐっと抑え付けます。更にタイヤレバーなどでしごきます。パッチ上に張り付いている透明のビニールを剥がします。
パッチをチューブのパンク箇所に載せます。圧着させます。まずは親指でぐっと抑え付けます。更にタイヤレバーなどでしごきます。パッチ上に張り付いている透明のビニールを剥がします。
実はここ、パンク修理で一番の難所です。ビニールを無理に剥がすと、パッチも一緒に付いて来てしまうことがしばしば起こります。
ハサミで切り込みを入れて慎重に剥がしましょう。うまく剥がせないようなら、また急いで修理したいなら、ビニールはそのままにしてもいいかもしれません。ビニールが剥がせました。チューブに空気を送り、空気漏れがないかチェックします。
パンク箇所はもう分かっているので、タイヤのそのあたりを重点的にチェックします。
空気を入れ終わったら、バルブナットを締め直して、パンク修理は終了です。
今回のパンクの原因、おそらくリム打ちパンクの一種です。
普通なら微妙に離れた箇所に2つ大きな穴が空き、まず修理はできないのですが、ラッキーでしたね。
実は最近、そこそこな速度でダート道を走っていたのでした。空気圧はそこまで低圧ではなかったと思うんですが。
まぁ、こういうパンクもあるんですね。
ではまた。
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