ロードバイクの整備をしています。
最後に変速系の点検と整備をやります。
ブラケットカヴァーをめくると、白い糸くずのようなものが見えます。
最初からケーブルは交換するつもりでした。
ケーブルを抜きます。ケーブルは、ブラケットの外側から抜けます。
ケーブルのブラケットの中に隠れていたところです。
コンポはシマノ6800アルテグラ ケーブルは推奨の純正「ポリマーコートシフトインナーケーブル」です。 |
黒いものが絡みついています。
こちらはフロントディレーラーのケーブル。同様ですね。
また歪なねじれ癖がついています。
ブラケットの中で複雑に曲がって、ハンドルに沿うように配線されているからですね。
かなりケーブルにストレスが掛かっているんじゃないかな。
実はこのパーツは、インナーケーブル交換時に同時に交換することになっています。
どうにか古いコーテイングを取り除き、新しいケーブルにケーブルグリスを塗ります。
シフトケーブルの通り道には、ケーブルの「張り」を調整するアジャスターがあります。
リアディレーラーにもありますね。 それも同様に。 |
両ケーブルを通し、固定しました。
リアから調整しましょう。
シフトレバーを操作して、チェーンをトップに通します。
ケーブルの張り調整をします。
チェーンをハイから一段落として、クランクを回し、シフトレバーをロー側に半押しします。
この時、スプロケから「カチカチ」音が鳴って変速しなければ、張りは正常です。
変速したら張りすぎ。音が鳴らなければ、緩すぎます。
チェーンをインナーローにして、チェーンとプレート内側のクリアランスを確認。
ここで、ケーブルの張りを調整します。
チェーンをアウターハイに乗せ、プレート外側が、触れるか触れない程度に調整します。
トランスミッションの調整は以上です。
あとは各可動部にオイルを注します。
パーツ同士が擦れる部分に注していきます。
使っているオイルは、CRC SUPER 5-56です。
ノーマルの55-6より、被膜が厚く耐久力も上だそうです。
あとは各可動部にオイルを注します。
パーツ同士が擦れる部分に注していきます。
使っているオイルは、CRC SUPER 5-56です。
ノーマルの55-6より、被膜が厚く耐久力も上だそうです。
点検整備はこんなところでしょう。
ロードバイクに限らず、自転車は走れば走るほど性能は落ちていきます。
一定の距離でも期間でもいいので、整備の機会を設けると、いつまでもゴキゲンに走ってくれます。
ではまた。
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