3000キロ走ったロードバイクを点検整備(ドライブトレイン系)

僕のロードバイクsurly pacerです。
コンポーネントを総取り替えして、何の不具合もなく、3000キロ走りました。
そろそろ細かいところも含めて点検整備したいと思います
1000キロ超えたらマメにチェックしたほうが無難です。
まずチェーンの摩耗度をチェック。
僕はシマノ11速のコンポを使っています。11速用チェーンの寿命は短いです。
1700キロ走行した辺りで、一度交換しています。(詳しくはこちら
この状態ならまだ大丈夫。
普段の僕のチェーン清掃は、ぼろ布で「乾拭き」するだけです。
ただし、1日走ったらすぐに清掃、注油をしています。
汚れがある程度溜まったら、ケミカルで洗浄しています。
良い機会です。
ディグリーザで洗浄しましょう。ディグリーザは少量で十分に綺麗にできます。
刷毛を使って、液を行き渡らせます。
5分ぐらい漬けておきます。
しっかり水洗い。
水気をよく拭き取ります。
チェーンは完全に脱脂されている状態なので、放っておくと錆を呼びます。
チェーンルブを注しておきます。
戻すときの締めつけの強さは、掌にレバーの痕がうっすら残るぐらいで結構です。
ホイールの点検をしましょう。
クイックリリース式のホイールの外し方ですが・・・。
前輪はレバーを倒したら、反対側のナットを数回転緩めると外れます。
エンドに脱落防止用の出っ張りがあるからです。
後輪はレバーを倒せばすぐに外れます。
リアディレイラーを後ろに持って行ってやると、素直に着脱できますよ。
ハブの両端を持ち回転させ、左右に少し振ります。
回転に「ガタ」や「渋さ」がなければ大丈夫です。
このホイールは、つい最近整備したばかりなので異常はありませんでした。
スプロケを外します。
工具の掛け方をお見せしたくて、こんな持ち方をしています。
本来はホイールの後ろに入って、体重を乗せてモンキーレンチを下に押します。
スプロケもさっきのディグリーザーで洗浄、水洗、乾拭き。
摩耗具合を点検。
まだ使えるでしょうが、10000キロ辺りが替え時かなぁ。
チェーンが外れているので、プーリーをチェックします。
ここは、意外に回転が渋くなっていることがあります。
そういう場合はケージを外してグリスアップか、プーリーの交換になります。
ここは締めすぎると、クランクの回転が渋くなります。
普段はまずやりませんが、今回はクランクを外します。
裏側のボルトと交互に緩めます。
「割り」の隙間にある、「脱落防止プレート」を起こして、力ずくで引き抜きます。
この出っ張りを押して、反対側を外しますが、手では無理そうです。
軽く叩きましょう。
プラハンマーで、叩き出します。
そうじゃないかと思ってましたが、汚れが溜まっていました。
クランクも汚いですね。
これも放っておくと抵抗の元になるのかな(笑)。
いったんここで区切りましょう。
続きます。

コメント