自転車手組ホイールの整備(作業編1)

ホイールを整備します。
後でハブの整備をするので、スプロケを外します。
スプロケはディグリーザーを少量付け置いて、暫くして水洗いします。
綺麗になりました。
タイヤは廃棄するので、外します。これはチューブラータイヤです。
まだ使う場合でも、ホイールの「縦振れ」が判らないので、一旦外した方が良いでしょう。
タイヤを外しかけたところです。
これは前輪ですが、セメント(タイヤとリムをくっ付ける接着剤)が乾燥して粘着力が全くありません。
これは怖いですね。もっとまめにタイヤは貼り直すべきでした。
後輪です。こっちは今年に入ってから貼り替えたので、粘着力が残っています。
両輪外しました。
セメントの状態が気になりますね。
前輪です。マイナスドライバーで軽く擦ってやると、簡単にパリパリ剥がれてしまいます。
後輪です。粘着力は残っていますが、こちらも容易に剥がれます。
セメントはもっとベトベトしてないといけません。
このセメントはダメです。剥がすことにします。
「剥がす」と決めましたが、これは骨の折れる作業です。
近所のホムセンで金属磨き用の「ヤスリ」を買ってきました。
ハトメの隙間のセメントが良く取れます。以外に使えた(笑)。
粘着力が残っている所は、ペンキの薄め液を布に染み込ませて、根気よく拭き取ります。
このぐらい綺麗にしておけば大丈夫でしょう。
思わぬところで時間を取られてしまいました。
この日はこれで作業を止めました。
奥のレンチは供回り防止。正ネジです。
日を改めてハブの整備に取り掛かります。6800のハブは5ミリの6角レンチを使って分解します。
9000キロ前後ほったらかしてますが、意外に綺麗です。
部品点数が多いのは閉口しますが、シーリングは優秀です。
シールの外側はそれなりに汚れていましたが、内側のベアリングはほぼ汚れていません。
このハブの詳しい構造は(こちら)の過去記事を参照してください。
清掃と洗浄をして組付けます。
フリーハブです。
こちらもフロントハブ同様、ベアリングはとても綺麗です。
このハブの詳細は(こちら)です。
今回は、フリーボディ―も外します。14ミリレンチで、奥の固定ボルトを緩めます。
正ネジです。
真ん中のシルバーのパーツが固定ボルト。
 固定ボルトを抜けば、フリーボディ―が外れます。
ワッシャーがあります。
フリーボディ―はこれ以上分解できません。
壊れたらユニットごと交換です。
ワッシャー、固定ボルトには薄くグリスを塗っておきましょう。
ここはケミカル洗浄は避け、丁寧に拭き掃除をします。
清掃と洗浄をして組付けます。
実はここのシールは外してはいけなかったんです。
元通りにするのに苦労しました。(汗)
思っていたより記事が長くなっています。
一旦区切りましょう。続きます。

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