サイクルシューズ MERLIN RC1 セッティング編

この前サイクルシューズを交換しました。
新しいシューズは MERLIN RC1。
低価格のモデルです。
自分の自転車の乗り方が昔とは違ってきたため、敢えて小さいサイズを選び、様子を見ることにしました。
安い物なら失敗しても、金銭的ダメージも少なくて済むでしょ(笑)。
早速新しいクリートを購入して、ポジションを合わせようとしましたが、今回は失敗と言うか何というか、色々やらかしてしまいました。
はっきり言って微妙なことになっています。
これから順を追って説明します。
このインソールは古いシューズの物です。
冬場の膝痛を防ぐため、裏側にゴム板をあて、ペダリングの癖や左右の脚の長さの違い等を補正していました。
これが出来たのは、自分の足のサイズより幾分余裕を持たせた、大きめのシューズを履いていたからです。
そのまま調整しながら写せればいいのですが、今回余裕のないピタピタのサイズを選んだので、ちょっと無理っぽいです。
インソールの細工が難しいなら、クリートに細工してみましょう。
子供が「夏休みの自由課題」で使った木片がありました。使えそうです。
僕の場合、右足にスペーサーを挟むと調子が良いです。
靴底と、クリートの間に木っ端を挟んでみましょう。
厚み5ミリの適当なものを選び印を付けます。
直径5ミリの穴を開けます。
付属のボルトでは長さが足りません。長めのボルトを2種用意しました。
実際靴を履いて、足の母指球の位置を指で押して確かめ、目印のテープを貼ります。
このテープを手掛かりにすれば、母指球とほぼ同じところにクリートを取り付けられます。
こんな感じ。
左足に行きましょう。
僕の癖でペダリング時、左膝が内側に入ってしまう傾向があるようなので、クリートを敢えて斜めに、つま先が外側を向くように取り付けました。
さて、サドルに跨って感触を確かめようとしましたが、どうしてもペダルに嵌ってくれません。
「???」となりながら、新旧のクリートを比べてみました。
微妙に形状が違う(笑)。
右の新クリートは「SM-SH56」という型番で、特定のSPDペダルにしか対応していないようです。
もっと調べてから買えばよかった(笑)。
仕方がない。古いクリートを使います。
これは、古いシューズにそのままにしておきたかったんですよね。
ベンチマークになるじゃないですか。
再トライしたんですが、左は嵌るんです。
でも、どうしても右が嵌らない(笑)。スペーサーのせいか?
外してやると素直にはまりました(笑)。
これで両足嵌めることは出来ましたが、でもなんか嵌めずらい。
後々調べたんですが、ロード系のビンディングシューズにSPD系のクリートを取り付ける場合、「SPD用アダプター」を間に挟むのが一般的なようです。
いやー何もかも間違えてる(笑)。まぁ面倒くさいのでこのまま使います。
後はサドル高の調整です。
跨った瞬間、「高い」と感じました。
自分の体の「内なる声」を聴きながら、5ミリ下げ、3ミリ戻し、なんてことを何度も繰り返し、今現在、前より7ミリ下げた位置で、落ち着いています。また変わるかもしれませんが。
今回は惨敗です(笑)。
正直、このセッティングに納得してはいません。
何故ここまで拘るのかというと、サドル高やクリートのセッティングを疎かにすると、膝や腰の故障に繋がりやすいからです。
何歳になっても、楽しくサイクリングしたいじゃないですか。

まぁ今は仕方ありません。今後の課題としておきましょう。


追記

先ず訂正があります。
新しく購入したクリート、「SM-SH56」(シマノ製)ですが、「一部のモデルにしか対応しない」というのは間違いの様です。
カタログで確認しましたが、「PD-M858」だけは非対応です。
今現在販売されているモデルには、どれでも嵌るようです。
パッケージにも「PD-M858」は非対応と表示されています。かなり古いモデルです。
僕のSPDペダルです。型番は「PD-M540」。10年以上前に購入しましたが、今現在も販売されています。
もしかして、あまりに古いロットは非対応なのかな?
「SM-SH56」はマルチリリースタイプで、外しやすいのが特徴のクリートです。
外したいときに楽に外せるなら、こっちが便利かなと思ったのですが・・・。
シングルリリースの「SM-SH51」を購入すれば、良かったんでしょうか。(試してはいませんが。)

それと、「MERLIN RC1」の履き心地について。
何しろ自分が普段選ぶサイズより、1.5センチぐらい小さいサイズを選んだので、履き心地も何もないのですが、なるほどペダリングのためだけのシューズと考えるなら、これはこれで「アリ」ですね。
足とペダルがくっ付いている感じが良いです。
つま先が痛くなるんじゃないかと少し心配でしたが、それはありませんでした。
ただ、親指と小指の付け根がやや圧迫されている感があります。
僕の足は、日本人に多いと言われる「幅広」「甲高」ではないですが、その辺は欧米人の足を基準に作られているのかもしれません。
とは言うものの、そもそも小さいサイズを敢えて選んでいるので、自分が普段履くサイズと近いものを選べば、問題なかっでしょう。
オーダーメードではなく、既製品の靴を買っているわけで、まぁその辺は仕方ないですね。


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