ワンタッチピクニカのオーバーホール。
今回はヘッドパーツとボトムブラケット(BB)のグリスアップをします。
BBを分解するために新たな工具を購入しました。
HOZAN C-205 S型ヘッド回し。
同C-207 BBツール。
以上の工具を使って、実際に分解してみましょう。
左側から始めます。
ヘッド回しはロックリングの凹に引っ掛けて回します。
こちらは正ネジ。
次にBBツール。お互いの凸凹に嵌め合わせて・・・。
付属のガイドで固定します。
モンキーレンチで挟んで緩めます。正ネジです。
右側に移りました。一旦シャフトを戻して・・・。
同じ要領で緩めます。
ただし右側は逆ネジです。
これで全部外れました。位置関係を写真に記録しておきます。
シャフトですが、左右非対称ですね。玉が当るところから先端まで、長いほうが右側です。
リテーナーの向きも覚えておかないと。
グリスがたっぷり塗られていますが、乳化してます。
パーツクリーナーで洗浄していきます。
リテーナーの状態です。所々腐食があります。
これはどうなんだろう。交換かなぁ。
恐らく汎用品で直せると思います。ちょっと考えておきましょう。
カップ。やや錆びていますが、これはこのまま使いましょう。
シャフト。玉当たり部分にやや腐食がありますが、これも再利用します。
フレームの方も綺麗に洗浄。
このBBはまだ組付けず、ちょっと保管しておきます。
ヘッドパーツに行きましょう。
ここでもS型ヘッド回しを使って、ロックリングを緩めます。
この切り欠きにフックを引っ掛けます。
ワッシャー。
上の玉押しを緩めて外します。
フォークが抜けてしまうので、手で抑えておきます。
リテーナーの状態です。決して良くはないですね。
部品を洗浄していますが、またあのネバネバグリスです。
落とすのに本当に苦労します。
玉受けの状態はまあまあ。
リテーナーの状態ですが、錆がややあるものの、ボール自体はきれいです。
これは使いましょう。
洗浄が済んだので、組付けましょう。コラムにスプレーグリスを塗ります。
これは防錆のためです。
リテーナーと上下の玉押しにグリスを塗ります。
ワンにもたっぷりグリスを盛って、リテーナーを戻します。 (写真撮り忘れごめんなさい)
玉押しがリテーナーに当たるところまで、ねじ込みます。
次にワッシャーですが、小さな凸凹を嵌め合わせます。
もう一つのワッシャーには舌がついています。
ここをコラムの切り欠きに合わせて、下のワッシャーのギザギザに嵌めます。
ロックリングで締めこみます。
調整がうまくいかなかったら、ロックリングと上のワッシャーを一旦上げます。
そして玉押しを、ガタがあるなら少し締め、回転が渋いと感じるなら少し緩め、
またロックリングを締めこんで、調整していくような作りだと思います。
ステム一体型ハンドルを組んでしまいましょう。 中にスプレーグリス。
ステムにも。
ここは5mm六角レンチで相チャンして、締めこみます。
はみ出たグリスは拭いておきましょう。
長くなってしまいました。
続きます。
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同C-207 BBツール。
以上の工具を使って、実際に分解してみましょう。
左側から始めます。
ヘッド回しはロックリングの凹に引っ掛けて回します。
こちらは正ネジ。
次にBBツール。お互いの凸凹に嵌め合わせて・・・。
付属のガイドで固定します。
モンキーレンチで挟んで緩めます。正ネジです。
右側に移りました。一旦シャフトを戻して・・・。
同じ要領で緩めます。
ただし右側は逆ネジです。
これで全部外れました。位置関係を写真に記録しておきます。
シャフトですが、左右非対称ですね。玉が当るところから先端まで、長いほうが右側です。
リテーナーの向きも覚えておかないと。
グリスがたっぷり塗られていますが、乳化してます。
パーツクリーナーで洗浄していきます。
リテーナーの状態です。所々腐食があります。
これはどうなんだろう。交換かなぁ。
恐らく汎用品で直せると思います。ちょっと考えておきましょう。
カップ。やや錆びていますが、これはこのまま使いましょう。
シャフト。玉当たり部分にやや腐食がありますが、これも再利用します。
フレームの方も綺麗に洗浄。
このBBはまだ組付けず、ちょっと保管しておきます。
ヘッドパーツに行きましょう。
ここでもS型ヘッド回しを使って、ロックリングを緩めます。
この切り欠きにフックを引っ掛けます。
ワッシャー。
上の玉押しを緩めて外します。
フォークが抜けてしまうので、手で抑えておきます。
リテーナーの状態です。決して良くはないですね。
部品を洗浄していますが、またあのネバネバグリスです。
落とすのに本当に苦労します。
玉受けの状態はまあまあ。
リテーナーの状態ですが、錆がややあるものの、ボール自体はきれいです。
これは使いましょう。
洗浄が済んだので、組付けましょう。コラムにスプレーグリスを塗ります。
これは防錆のためです。
リテーナーと上下の玉押しにグリスを塗ります。
ワンにもたっぷりグリスを盛って、リテーナーを戻します。 (写真撮り忘れごめんなさい)
玉押しがリテーナーに当たるところまで、ねじ込みます。
次にワッシャーですが、小さな凸凹を嵌め合わせます。
もう一つのワッシャーには舌がついています。
ここをコラムの切り欠きに合わせて、下のワッシャーのギザギザに嵌めます。
ロックリングで締めこみます。
調整がうまくいかなかったら、ロックリングと上のワッシャーを一旦上げます。
そして玉押しを、ガタがあるなら少し締め、回転が渋いと感じるなら少し緩め、
またロックリングを締めこんで、調整していくような作りだと思います。
ステム一体型ハンドルを組んでしまいましょう。 中にスプレーグリス。
ステムにも。
ここは5mm六角レンチで相チャンして、締めこみます。
はみ出たグリスは拭いておきましょう。
長くなってしまいました。
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