バーテープの巻き方

バーテープが汚くなりました。
交換しましょう。
このバーテープは名称は忘れてしまいましたが、DEDA製の最も廉価なものだったと思います。
僕はバーテープは、厚手すぎなければ何でも良いです。こだわりは全くありません。
車体が黒いので明るめの色を選んでいるだけです。
ただ、このDEDAのバーテープ、僕のハンドルバーには短すぎて注意して巻かないと足りなくなります。
安いからなんでしょうが、多分もう買いません。
両面テープがバーに残っているので、ラッカーの薄め液を染み込ませた布で拭きます。
どうせテープで隠れます。適当でいいですよね。
両側剥がしました。
で、何を隠そう僕はバーテープ巻きが下手くそです。
隙間なく巻くだけならできますが、左右対称に巻くのがすごく苦手です。
ショップの店員さんなんか本当に綺麗に巻きますよね。
 新しいバーテープです。
中身を確認。
さて、下手くそでも何とか綺麗に巻ける方法はないものかと試行錯誤の末、行き着いた方法をお見せします。
先にネタを明かすと、バーエンドから巻くのではなく、ステム側から巻いていきます。
まず写真のように斜め45度ぐらいを目安にテープの先端を切っておきます。
この写真はテープの裏側を写しています。ハンドル右側(写真では向かって左)に巻く用です。
斜めに切った切り口をステム側に向けて、角が垂直よりもちょっと外側に向くぐらいにして巻いていきます。
巻き始めの角が隠れるような角度を探りながら巻いていきます。切り口を少し傾けるのはその方が、隠しやすいからです。
隙間のないように適度に引っ張りながら、巻いていきます。真っ直ぐなところは1/3ぐらい重ねて、カーブしたところはそれより重なる部分が多くなります。
巻の方向ですがバイクの前から後ろに巻いていきます。
ハンドルを握った時の手の力がどの様にかかるか想像しましょう。
この方向なら強く握っても、テープの巻きはより締まります。
レバーのクランプ部分をテープの切れ端で隠します。
やらない人もいますが、経験上やった方が楽に巻けると思います。
あと、大きい洗濯バサミがあると作業がすごく楽です。最低3個欲しいところです。
ブラケット。ここが難しいです。注意して巻かないと隙間が出来てしまいます。
ブラケットを通り過ぎたら、一旦カバーを下ろして上下左右隙間がないか確認しましょう。隙間があれば角度を調整しつつ巻き直します。
これは絶対やった方が良いです。
ね、洗濯バサミ活躍するでしょ。(笑)
端まで巻けました。下ハンも巻の方向は外側から内側になっています。
これで合っています。
素直に巻いていけば、こうなるはずです。
残りのテープを切ってしまいたいところですが一旦このまま、洗濯バサミで仮止めしておきます。
反対側に行きます。
さっき斜めに切り落とした、切り落としを重ねて同じ角度で、先ほどとは左右反対に切ります。
あとは、巻き始めの角の位置と角度をできるだけ左右対称に合わせて巻けば、理屈としては、左右対称になるはずです。(まぁならないんですけどね)
巻きの回数も数えて左右同数にしましょう。
巻き終えたら、隙間がないか、巻きの均等具合をチェック。気になるところは巻き直します。
余ったテープを切り落とします。
ハンドルバーの端から一周以上残したあたりで切ります。
取り敢えず多めに残して切ります。短すぎると最悪です。
長過ぎればまた切れば良いんです。
余りをバーの中に押し込みます。
テープを多めに余らせています。
これには理由があって、バーエンドの「口」を狭くしてやって、エンドプラグの抜け防止策にします。
入れ辛いのは確かですが、その分抜け辛くもなります。
完成です。

ステム側から巻くこのやり方の、一番の利点というか特徴は、粘着テープで止めなくてもテープはほつれてきません。見た目がちょっと涼しい。(笑)

一見すると左右で揃っているように見えるでしょ。
 
ただ寄ってみると、あらら、巻き始めの位置が少しずれてしまいました。
それでも巻き始めの位置や角度は、バーエンド側から始めるより、ずっと合わせ易いと思います。
今回の出来は65点ぐらいですかね。
まだまだ修行が必要なようです。
それではこの辺で失礼します。

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