前回(ホイールの結線(試行錯誤))ホイールの結線の仕方をあれこれと考えてみました。
幾日か様子を見ましたが、解れてくる様子もないので、本番に臨みます。
幾日か様子を見ましたが、解れてくる様子もないので、本番に臨みます。
mavic reflex 32Hの手組の700cのリアホイールです。
ハブは、シマノ アルテグラ6800。
今は殆んどの人が完組ホイールで走っていると思います。
僕が手組に拘った理由は、出来るだけ安価にチューブラーホイールを手に入れようと思ったからです。完組のチューブラーホイールは普及モデルがほぼないので、高額なものばかりなんです。
今は殆んどの人が完組ホイールで走っていると思います。
僕が手組に拘った理由は、出来るだけ安価にチューブラーホイールを手に入れようと思ったからです。完組のチューブラーホイールは普及モデルがほぼないので、高額なものばかりなんです。
しかし、専用設計の完組に対して汎用品で作る手組は、欠点というか難点があります。
それは、「リアホイールの左右のスポークのテンション差があまりに開きすぎている」ことです。
そして、ロードバイクのコンポーネントが11速化して久しいですが、11速化によりハブの設計が変わり、その差が更に開いてしまいました。
それは、「リアホイールの左右のスポークのテンション差があまりに開きすぎている」ことです。
そして、ロードバイクのコンポーネントが11速化して久しいですが、11速化によりハブの設計が変わり、その差が更に開いてしまいました。
完組ホイールはその点を各メーカーは勿論承知していて、リムのニップルホールの中心をずらしたり、左右のスポークの本数を変えたりなど、専用設計の強みを生かして、問題を解決しているようです。
(オフセットリムは市販されていますが、チューブラーリムがないんですよね。)
(オフセットリムは市販されていますが、チューブラーリムがないんですよね。)
このホイールですが、実際、反ギア側のスポークテンションがギア側に対して非常にぬるいです。
そこで、反ギア側のみに結線を施し、疑似的にでもスポークテンションを上げてみようと思います。
そこで、反ギア側のみに結線を施し、疑似的にでもスポークテンションを上げてみようと思います。
出来上がりました。
反ギア側のみ結線を施しました。
スポークを握ってみると、確かに硬くなりました。
これが走行にどう影響するのか。
反ギア側のみ結線を施しました。
スポークを握ってみると、確かに硬くなりました。
これが走行にどう影響するのか。
約200キロほど走りました。
先に言っておくと、僕の実力は、平地で頑張れば時速35キロ以上で何とか走行できますが。
時速40キロ以上はとても無理です。
その程度の男の感想です(笑)。
先に言っておくと、僕の実力は、平地で頑張れば時速35キロ以上で何とか走行できますが。
時速40キロ以上はとても無理です。
その程度の男の感想です(笑)。
変わったかと言えば、確かに変わりました。
具体的に言うと、0km/h~25km/h辺りの速度域で、踏み込んだ時の反応が良くなりました。
誰でも、自転車を発進させるとき、自動車やオートバイの様な「急発進」はまずできないですよね。ゆっくりと加速していきます。
その「モタツキ感」が軽減されたんだと思います。
ただし、「劇的な変化」とはとても言えません。
何度か試走を繰り返して、一応体感できるという程度です。
そして、30km/h前後まで加速すると、「速度は維持し易くなったかな?」と言う気はしますが、変化を感じ取れたとは言い切れません。
まして、巡航速度が2~3km/h上がったとかそんな夢のようなことは起こりませんでした。(笑)
具体的に言うと、0km/h~25km/h辺りの速度域で、踏み込んだ時の反応が良くなりました。
誰でも、自転車を発進させるとき、自動車やオートバイの様な「急発進」はまずできないですよね。ゆっくりと加速していきます。
その「モタツキ感」が軽減されたんだと思います。
ただし、「劇的な変化」とはとても言えません。
何度か試走を繰り返して、一応体感できるという程度です。
そして、30km/h前後まで加速すると、「速度は維持し易くなったかな?」と言う気はしますが、変化を感じ取れたとは言い切れません。
まして、巡航速度が2~3km/h上がったとかそんな夢のようなことは起こりませんでした。(笑)
結局、反ギア側に結線して良くなったのかと問われれば、大した違いはないけれど、僕は良くなったと思います。
是か非かは乗り手によるんだと思います。
より速く走るために機材のチューンは必要ですが、もっともっと必要なものは、自分自身の努力なんだなと、当たり前のことを改めて感じました。
仮に僕が高級完組ホイールを手に入れて走っても、同じ感想を持つかもしれません。
まぁ、これは半分以上「僻み」ですけどね。(笑)
是か非かは乗り手によるんだと思います。
より速く走るために機材のチューンは必要ですが、もっともっと必要なものは、自分自身の努力なんだなと、当たり前のことを改めて感じました。
仮に僕が高級完組ホイールを手に入れて走っても、同じ感想を持つかもしれません。
まぁ、これは半分以上「僻み」ですけどね。(笑)
追記 2020/12/20
ホイールに結線を施してから、2年以上経過しました。
特に何の不具合もなく同ホイールで走っています。
ところで、「結線」には地味ですが、もう一つ良い効果があることが、判ってきました。
それは、「ホイールの振れが出にくい」。
ホイールの「振れ」が出やすいのは、リアホイールです。
なぜなら、左右のスポークテンションがアンバランスで、左側がどうしても緩みやすくなりるからです。
それに加え、駆動力が常にハブ右側に掛かり、均等に力を受けていません。
振れの大小には個体差はあるでしょうが、3000~4000キロも走れば、「振れ」が目立ってくるでしょう。
まして、素人が組んだ「手組ホイール」なら尚更だろうと思っていたのですが、結線を施してから6000キロ以上走行しても、ほぼ「振れ」は出ませんでした。
もちろん「微動だにしない」とは言いませんが、シュータッチ等起きず、走行に全く支障はありませんでした。
これ、3000キロ走った辺りから、薄々気付き始めました。
何が好影響したのか、何度考えても「結線」したことぐらいしかないんです。
左右のスポークテンション差を是正したことが、奏効したのだと、今はほぼ確信しています。
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