ほぼ5か月ぐらい費やしてしまいました。
やっと煮詰まったので、ポジションを見直して何が変わったのか、まとめておきたいと思います。
1)ハンドルを下げる。
発端はここからでした。もっと速度を出そうとすると、無駄に力んでいるような気がしてきて、それならばもっと上半身を前に倒して、より深いクラウチングポーズにしようと思い立ちました。
2センチ下げて、予想どうり最初は首と肩が凝りましたが、じきに慣れました。
読みとしては合っていたと思います。
何所まで下げられるかは、乗り手の筋力や体形、体の柔らかさで決まってくるでしょう。呼吸もし辛くなっているはずです。
今現在、少し下げすぎかもと思っています。後々5mmぐらい上げるかもしれません。(後述しますが、サドルを5mm上げたので。)
リラックスした乗車姿勢ではないので、通勤などの街乗りには向かないでしょう。
2)Qファクター変更
さらに力の逃げない効率の良いペダリングを目指します。
ボトムブラケットを交換して、ペダルの左右の幅を狭くしました。
軸長を5ミリ短くしましたが、この程度では正直自分には違いが分かりませんでした。
そこで
クリートの位置を前にずらすついでに、2ミリ程度外寄りに変更。
トータルで7~8ミリ狭くしたんですが、体感できたような、気のせいの様な。
何とも微妙です。
肝心の効果ですが、「漕ぎやすくなったかなぁ」ぐらいの感じで、こちらも微妙。
3)サドルの位置変更
無駄のないペダリングを目標に、サドルの位置を見直しました。
前回の計測はあまりに稚拙だったと思いなおし、重りを付けたタコ糸を半月板の縁から垂らしてみました。
この糸がペダルの中心に重なれば、理想的なサドル位置と認知されています。
実際やってみるとサドルに座る位置が少し変わっただけでも、タコ糸の線が大きくずれます。(それだけ腰の位置は難しいとも言えますね。)
とにかく淀みなくペダルを回転できるのはこのぐらいと言うことで納得しました。
サドルは
↓
↓
結局、少し後ろに戻しました。あまりに前乗りし過ぎのような気がして。
高さも、膝がお腹ににぶつかる様になったので
5ミリ上げました。
もうテープはいらないでしょう。
サドル位置の変更はなかなか面白かったです。
ペダルが早く回せるようになってきたような気がします。反面重いギアが踏み辛い気がします。
と言うことは、平地では一定の速度が維持できているのかな?
クリートも
↓
稚拙な計測ながら、やや前乗り傾向なのは見えてきたので、少しは膝が後ろに来るかと思いやってみましたが、今考えると意味がなかったですね。
今のクリートの位置で母指球よりやや前でペダルを踏んでいます。
これはこれで意外とシックリ来ています。
話がそれますが、シューズがボロボロですね。買い換えたいな。
諸々のポジション変更ですが、「もっと楽して速く走りたい」と言う気持ちがムクムク湧いてきて、思いついた事を実行してみました。
効果の程は「目に見えて判る」と言うより、「そんな感じがする」と言う表現が合っています。
今pacerにはサイコンを取り付けていないのですが、おそらく平均速度は誤差レベルの変化もないかもしれません。
とは言え、走行中あまりバテることがなくなってきました。
頑張って走り込んでいるせいかもしれませんが、「楽」に関しては実現できたかな?
ポジションをちょっと弄っても、劇的に何かが変わるわけではないですよね。
とは言え、細かい試行錯誤の繰り返しは、地味ですが意外と楽しいものですよ。
関連記事 ロードバイクポジション変更。サドルとクリート位置の見直し。
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