フロントディレーラーの不調。ボトムブラケット再調整。

前回ボトムブラケットを交換したpacerです。

ボトムブラケット交換。Qファクターの見直し。

ただ、フロントの変速のレスポンスが悪くなってしまいました。

フロントディレーラーのアジャスターボルトの状態です。

イン、アウト共に調整幅をほぼ全て使っています。

原因はボトムブラケット交換によってチェーンラインが狂ってしまったせいでしょう。

この程度なら調整でスポイルできると思っていましたが、ちょっと考えが甘かった様です。

解決策はボトムブラケットを数ミリ右側にずらしてやれば良いでしょう。

専用のスペーサーも売られています。

今回行きつけのショップに相談したら、カセット用のスペーサーを提案されました。

これでも代用できるそうです。BBにはめて実際にみせてもらいました。

一枚で1ミリです。勘ですが、2mmずらしてみます。

組付けましょう。

グリスを塗っておきます。

この状態で、フレームに戻します。

ビフォー

アフター

逆側です。２ｍｍずらしたせいで、ハンガーの中にどんどん入って行ってしまいます。だいたい面が合うところで留めておきました。

クランクを戻して、フロントディレーラーを調整しましょう。

アジャスターボルトに注目です。

ビフォー

アフター

ちょっと分かり辛いですが、イン、アウト共まだ調整に余裕があります。

さて、ちょっと走ってきましたが、変速のレスポンスは明らかに良くなりました。

この程度で済んでよかったです。

 

パーツ交換やカスタムは楽しいものですが、交換前に比べて性能が落ちてしまう場合がしばしばありますよね。

なので、僕は積極的にパーツを替えることはしないです。

今のpacerに不満がないわけではないですが。

 

古いティアグラコンポは、お金を使って延命する価値もないでしょう。

今回はポジションをもう少し煮詰めてみようと考え、ボトムブラケット交換に踏み切りました。

この不具合の解決は少額の出費で済みましたが、安いからと言ってあれもこれもと手を出すと、いつの間にか、ン万円と言うのはカスタムにありがちです。

用心用心（笑）。