チューブラータイヤを貼る

僕が手組したホイールにチューブラータイヤを貼ります。

チューブラータイヤを扱うのは、初めてです。

色々下調べをしました。

とにかく嵌め辛いとのことなので、空気を入れて適度に膨らませた状態で、一晩置いておきました。こうするとタイヤが伸びて少しマシになるそうです。

これは、リムとタイヤを接着させる「リムセメント」です。ソーヨー製です。

今は、 両面テープ状になった「リムテープ」が主流になっているようです。

テープの方が貼ってすぐに走行可能となり手軽で便利ですが、「接着の強度」に関してはセメントに分があるようです。

悩みましたが、僕はセメントを選びました。

作業環境を整えましょう。セメントが下に垂れると厄介です。養生をします。

振れ取り台があると、セメントを塗りやすそうです。

塗布面をパーツクリーナーで脱脂します。

塗り伸ばしていきます。薄塗りで良いそうですが、こんなもんかな?

写真では分り辛いですが全周を塗りました。 そして乾燥させます。

ここまでは「ベッド」と呼ばれる下地作り工程になります。

絶対必要なことではありませんが、やった方が良いそうです。

案の定セメントを垂らしてしまいました。養生しておいて良かったです。

両輪塗り終わりました。セメントの説明書きには3から4時間で硬化が完了する旨が記されています。

この時、朝9時少し前です。乾くまでに所要を済ませに外出します。ついでにお昼も食べてくればちょうどいい頃でしょう。 

帰ってきました。続きをやりましょう。

チューブラータイヤのこの白い部分は「フンドシ」と呼ばれています。

空気の入れ加減で上側に向けることができます。

フンドシにもリムセメントを薄く塗ります。

そして、リムにはもう一度セメントを薄塗りします。

3から4分で硬化が始まります。

セメントが養生シートにくっ付きそうだったので、 板を敷きました。

タイヤに少し空気を入れておきます。

セメントが触っても糸を引かなくなった頃を見計らい、バルブを差し込んで、徐々に上から下に嵌めていきます。

想像していたより硬かったです。

何とか嵌ってくれました。

後はタイヤを持ち上げたりずらしたりして、センターを出していきます。

この作業が一番難しかったです。

正直、きれいにセンターが出ませんでした。

コツはタイヤに入れる空気圧調整だと思います。

空気が少なすぎるとセンターが分り辛くなります。逆に多いとタイヤが持ち上がりません。

リムとタイヤがセメントでベタベタになると聞いていましたが、思っていたほどではなかったです。焦らず時間を守ったからでしょうか。

それでもはみ出した部分が見つかったので、ペンキの薄め液で拭き取りました。

以外に綺麗に拭き取れました。

ちょっと納得できないところもありましたが、チューブラータイヤが貼れました。

3から4時間置けば走れるそうですが、逸る心を抑え、念のため一晩寝かせます。

いい歳したオヤジなんだから、焦らない。慌てない。w

次の日、ブレーキとディレーラーを調整して、新ホイールで一ヶ月ぶりに走ってきました。

身体が随分と鈍ってました。いゃーバテバテです。w

未だ20キロほどしか走っていませんが、なかなか良い感触です。

このホイールとタイヤの詳しい感想はもっと走り込んでからにしましょう。

その前に、このホイールの詳細をもう少し突っ込んで記事にしたいと思います。

 

ではまた。

 







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