ホイールのスポークテンションについて考える。(その3)

飽きずにまだやりますw。

この前カセットスプロケットを交換したpacerです。

12-25tから11-21tに変更して、様子を見ながら走っています。

やはり23tまでは欲しいですね。安心できるというかw。

冒頭から話がそれましたが、どうもスポークのテンションが緩んできたようです。

以前カンカンに張ったはずのスポークですが、こうして握ってみるとやっぱり緩んでいるような・・・。

振れ取り台に移し替えて、テンションゲージで計測しましょう。

以下が計測結果です。

リア

DS 87kgf

NDS ?(低すぎて計測不能)

前回は以下の通りです。

DS 124kgf

NDS 41kgf

驚きました。こんなに緩んでました。

リアホイールは僕の手組です。その時スポークに緩み止め塗布を省略しました。

そのせいかな?

フロントホイールも見ましょう。

こちらも握ってみると、やっぱり以前より緩くなっている気がします。

計測結果です。

DS 59kgf

NDS 59kgf

そして以下が前回の値です。

DS 77kgf

NDS 68kgf

全開左右でテンションがバラつきが出ましたが、今回は何故かほぼ同じでした。

いずれにせよ、明らかにテンションが下がっています。

僕が鈍いだけかもしれませんが、なかなか気づかないものですね。

さっそく増し締めしていきます。前後ホイールのすべてのニップルを約4/1回転締めていきます。

均等に締めたつもりでも、ホイールが振れます。

振れ取りもしてやります。

また、ホイールセンターも微妙にズレます。

今回はタイヤを履かせたままの作業で、センターゲージは使えません。振れ取りができたら、左右をひっくり返しゲージアームを頼りにセンターを詰めていきます。

そうするとまた振れが出て、と言う百々巡りです。

きりがないので、目視で誤差1ミリ程度で良しとします。

フレームに戻しました。

テンションは以下の通りです。

リア 

DS 100kgf

NDS 45kgf

フロント

DS 77kgf

NDS 68kgf

やはりセンターが微妙にズレますね。

ブレーキを少し調整してやります。

さて、今回はスポークのテンションは放っておくと緩くなっていくことが分かりましたね。リアホイールは緩み止めを施していませんから、余計にその傾向があるのかもしれません。

フロントは購入当時と変わりませんから、おそらく緩み止めが塗られているでしょう。

ただ、一度振れ取りなどでニップルを回せば、緩み止めの効果はなくなるか薄れてしまうでしょうから 、悩ましい所です。

そして正直なところ、走っていてまったく気が付きませんでした。

近所を走ってきました。

以前より走るようになった気がします。でも気のせいかもしれないなぁ。

この程度のテンション差では体感するのは難しいのかもしれません。

やはり、もう少し客観的に分析する方法があればいいのかなぁ?

サイコン買おうかしら?









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