リアホイールを組んでみる(実践編その2)

 リアホイールを組んでみる(実践編その1)の続きです。

 スポークを交差させずに組んでしまい、時間切れとなってしまいました。

 一日頭を冷やして、エルボーアウトのスポークをエルボーインのスポークの内側に交差させます。32Hのホイールですからその半分、16Hを一つずつ外して留めなおして、仮組が終わりました。

 ここから振れ取り台で作業します。

 ニップルをスポークのねじ切り部分が見えなくなるまで締めこんで、振れ取りを始めます。まず縦振れをとりその次、横振れをとります。


 振れが取れたら、ホイールセンターのチェックです。なんと5ミリ以上反フリー側にずれていました。

 リアホイールはスプロケを収めている関係で、フランジがハブに対して左右対称になっていないからです。

 この場合、フリー側のニップルだけを締めていけば、リムがハブのセンターに近づきます。

 センター出しが出来たら馴染みだしをします。全体重を乗せグイグイ押しまつけます。

 反対にしてまたグイグイ。

 

 振れ取り台に戻り、スポークテンションをチェックします。

 自分の希望するテンションに合わせるため、ニップルを締めたり緩めたりして調整します。

 すると今度はまた振れが出始めます。

 もう一度振れ取り→センター出し→馴染みだし→テンションチェックこの作業の繰り返しです。

 作業をしながら気づいたのですが、ホイールの精度を高めるためには必要な工程ですが、終わりがないですねこれ。

 また、スポークテンションが上がれば上がるほど振れ取りがシビアになっていきます。

 僕は目標のスポークテンションに達した状態で、振れとセンターのずれが1ミリ以下ぐらいなら 良しとしました。

 何とかホイールが組み上がりました。

 今回は正直辛かったですw。

 諦めて、安い完組ホイール買っちゃおうか、気持ちがかなり揺らぎましたw。

 慣れないことでリムに傷をつけてしまいました。

 まだまだ未熟者ですね。

 でも、またいつかリベンジしたいですね。まぁ当分は遠慮しときますけどw。







 

 

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