リアホイールを組んでみる(準備編)

ことの始まりは、ホイールのスポークテンションについて考える。(その1.5)でスポークを折ってしまったのでした。

 また、経緯上全く新しいホイールを購入するのはいけません。予算的にもいけませんw。ハブとリムはそのまま、スポークとニップルだけを交換します。

 ちなみに僕はホイールを組むのは初めてです。色々調べましたが、ハードル高いですよこれ。

 とは言え、大変優良な情報を提供しているサイトがあります。

自転車探検!

 製作者のMasahiro様に、この場を借りて感謝申し上げます。 



まず、様々なリムとハブの組み合わせでスポーク長は変わります、その長さがわからないと、お店に発注できません。

 そしてその計算方法は僕にとっては非常に難しい。

 しかし、 自転車探検!では、リムとハブの寸法と編み方を入力すると、スポーク長を自動計算してくれる「スポーク長計算器」があるのです。


ただし、「自動計算」と言えど、各部の寸法の算出も一筋縄ではいきません。

 一番困ったのが「ERD」有効リム径でした。これが何を意味するか、僕が説明するより自転車探検!を訪れてたほうが善いでしょう。

 自分なりに方法を考えました。まずリムの内径を測ります。

 そして、

外したニップルとスポークをもう一度つなげます。

リム穴に通して引っ張りながら、ニップルにリムとの境目に印を付けます。

印が付きました。

ニップルの頭の溝から印の左端までの長さを測ります。

 写真では約5ミリですが、ニップルとリム穴の境ぴったりに印がつけられなかったので、さらに少し左寄りと考えて、4ミリとしました。

 この4ミリ(両サイドで合わせて8ミリ)をリム内径に加算したものが「ERD」。

 次は、フリーハブの各種寸法を測ります。

 左右フランジからフレームエンドに挟まれるまでの幅を測ったり。

こんなところや、

こんなところも測ります。ノギスを持ってて良かったです。


 計測した結果をメモしておきました。

 乱筆でお恥ずかしい。

 スポーク長は、

 ノンフリー293ミリ

 フリー 292ミリ

 と算出されました。

 でも本当に合ってるか、不安ですよね。


 外したスポークで答え合わせしましょう。

 スポークの折れる手前までがスポーク長です。

 すごい!ドンピシャです。

 さあ、スポークを注文しましょう。



 お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、最初から古いスポークの長さを測ればよかったんですよねw。

 面白かったし、良しとしましょう。 

 ホイール組みは初めての経験です。どうなりますやら。

 

追記

このブログで紹介させていただいたサイト 「自転車探検!」ですが、現在閉鎖されているようです。

他にもスポーク長を計算してくれるサイトはいくつかありますので、色々探してみるのも良いかと思います。

 

 



 

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