ホイールのスポークテンションについて考える。(その1.5)

 ...まず下の写真をご覧ください。

 テンションを上げようとして、スポーク折ってしまいました。😞

 ホイールのスポークテンションについて考える。(その1)でスポークのテンションを変えると、ホイールは自転車はどう変わるか、自分の所感を記事にしていこうと思った矢先に、「所感」どころか「乗れない」事態になってしまいました。

 「丈夫なホイールだ」とか言っておきながら、自分で壊しちゃった。

 甘く見てました。面目ない...。

 前回は、

 

フロント

フリー側      68kgf  ➡ 59kgf

反フリー側   59kgf     ➡  45kgf

 

リア

フリー側        68kgf    ➡  52kgf

反フリー側    52kgf     ➡  ? (30kgf)

 

 テンションを敢えて下げてみました。

 普段僕がよく走りに行くコース、約25キロぐらいですが、そこを日を分けて5回走ってきての感想は、

 

1 重いギアが踏めない、あるいは踏み辛い。

2 路面の衝撃が優しくなった。

 

 風の強い日もあれば、体調の良し悪し、自分の先入観も影響していることを考えて、100キロ以上走ってみた感想です。

 日によって感じ方は変わりますが、上り坂でいつものギア比でどうやっても登れなかったんです。アウター・ハイで頑張って漕げる所でもいつもよりやっぱり辛い。

 反面、バイクの振動や衝撃は少し柔くなりました。ただこれは単にスピードが普段より出ていないからのような気がします。


 でも、正直「これもありかな」という気持ちも湧いてきました。

 僕はサイコンなどの機材を持っていないので、自分の走りを「数値」で表すことができません。その必要もあまり感じない。走れば走るほど慣てきて普通に気持ちよく走れるし。

 とはいえ以前より重いギアが踏めないと言うことは、遅くなっているわけで、なんだか損した気もする。 

 逡巡しても始まらないので、スポークテンションを今度は上げていくことにしました。

 そして、振れ取りも同時にやりながら、どんどんニップルを締めていくと「パン!」と音がして、やらかしてしまいました。ハブにも少しダメージが...。

 悔やんでもはじまりません。



 ホイールを組みなおします。

 まあ、いつかは自分で組んでみたかったんですよ。振れ取り台もあるんだし。

 ということで、 「ホイールのスポークテンションについて考える」シリーズは一旦お休みで、次回は「リアホイールを組んでみる」(仮題)をお届けしたいと存じます。



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