自転車レストア TECH-IN RT(その2)。


さあ組み付けていきます。

まず最も面倒なブレーキのオイル交換から。

写真には写っていませんが、ブレーキ本体にも注射器をつけて、上下でポンピングしたり、指で小突いたりしながら、気長にエアー抜きをします。

周りがオイルまみれになるので床を養生します。 


ブレーキさえ片付けば後は楽勝とおもっていました。

右クランクを嵌め込みます。

あれれ。

写真では分り辛いかもしれません。

チェーンリングが、フレームに当たっています。 

チェーンリングはクランクアームの内側につけて、フレームに寄せようとおもっていました。そのほうがチェーンラインが真っ直ぐになるからです。

アームとリングに挟んだスペーサーの幅を縮めないといけません。

専用品のスペーサーも販売されていますが、お高いです。 

ヤスリで2ミリ削ってみました。と言いますか、2ミリ削るのがやっとでしたw。

タイオガのチェーンリングと古いデオーレクランクは相性が悪く、アームの内側にスペーサーをかませないと良い具合に嵌ってくれません。

チェーンガードを諦めれば、アームの外側につけることができます。

でもせっかく買ったしなぁ。あきらめたくないですね。

ドレンボルトワッシャーなるものを入手しました。バイク用品 です。エンジンオイルを抜くためのボルトにかませるアルミワッシャーです。

ワッシャーを代用出来そうだと当たりはつけていましたが、外径がどれも大き過ぎます。

そこで、加工が容易なアルミ製はないかと探して、たどり着きました。

一部をまた削ります。指が痛くなってきましたw。

クランクを組みなおしフレームに嵌め込みます。

よし!良い具合に収まりました。

チェーンラインを整えます。

シングルスピードとはいえチェーンがあまりにも斜めに歪むの良くないでしょう。

RTはエンドがシングル用ではないので、テンショナーが必要です。

SHIMANO ALFINE CT-S500を採用しました。

後ろのギヤはgrungeです。

やっとここまで来ました。

もうちょっと。

タイヤをはめます。ここでもタイオガさんのお世話になりました。

Power Block 26x2.10。

26インチです。MTBといえば26インチタイヤでしたが、すっかり様変わりしましたね。

 

チェーンを張り、グリップをつけて完成した直後のころです。

うれしくて記念撮影ですw。

色々苦労もありますが、いい思い出になりますね。

最初はゴミ同然でしたが、捨てずにとっておいて本当に良かったと思います。

 

それではまた。



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